「各自アイディアを出してくるように」
と上司は気軽に言ってくれるけど…
新しいアイディアなんて早々に浮かんでこないし…
どうやって企画を作ればいいんだ…
そんな悩みを抱える新人に向けて、今夜はアイディアの出し方を論理的に解説します。
アイディアの正体は組み合わせである

結論から言いましょう。
アイディアの正体は組み合わせです。
つまり、何かと何かを掛け合わせると面白いものができあがるのです。
例えばCMとか観ててもそうじゃないですか?
有名なauの三太郎シリーズ。

ここ5年くらいはauといえばこのCMですが、よく考えてみて下さい。
これ、おとぎ話の組み合わせで出来上がってません?
元々あったおとぎ話を組み合わせて今っぽくアレンジしたものなんです。
つまり、0から何かを生み出したわけではない。
完全なオリジナルは滅多にない
アイディアが浮かばない人は0から新しい物が閃くと思っています。
ところが、アイディアというのは基本的には今ある何かと何かの組み合わせである事が殆どです。
全く何も無いところからアイディアが浮かぶ事はまずありません。
だから、ただアイディアが降ってくるのを待っていてはダメなんです。まずはアイディアの作り方を学ばないと。
まずは型を学ぶ

基礎が無い人が上手くいく事は絶対あり得ません。
まずは今ある商品やサービスがどう言った組み合わせからできているのかを自分なりに分析して共通点を探ってみたり、
先輩や上司にどのようにしてアイディアを出しているのか聞いてみる事が良いでしょう。
すごいアイディアがポンポンと出てくる人には必ず自分なりのアイディアの出し方があります。
その型となる部分を学べる事が理想です。
普段から色んな物に触れておく

アイディアとは何かと何かの組み合わせです。
その何かがお互いにかけ離れている方が面白い。
だからこそ普段から自分と関係のない事にも興味を持ち、アイディアの種を蓄えておく事が必要となります。
そのためには
- 読書
- 音楽
- 映画
- ニュース
など、さまざまなジャンルをかじっておく事が良いでしょう。
それらの種がふとした瞬間にパッと結びつく、その瞬間にアイディアは生まれるのだから。
型から脱出する

基礎となる型ができたら、ここで初めて自分で考えてみると良いでしょう。
繰り返しになりますが、アイディアとはいきなり自分で考えて出てくるものではありません。
まずは、基礎となるアイディアの作り方を先輩や上司、あるいは過去の商品から学ぶ。
そして、幅広い教養を身につけておく。
ここまでして、ある程度簡単なアイディアが出せるようになったら、自分なりのオリジナリティを出していくと良いでしょう。
その段階まで来れば、そんなに悩まなくてもある程度のアイディアは出るようになっています。
まとめ
アイディアは天から降ってくるわけではなく、自分の頭の中にある知識の種を掛け合わせる事で出来上がります。
そのためには基礎的なアイディアの作り方とたくさんの種を蓄えておく事が大事です。