仕事を読む

新人がミスをした時の対処法

仕事でミスをしてしまった…。

焦り、落ち込むあなたの気持ちはわかります。

ただ、仕事に失敗はつきものです。憧れの先輩も、偉そうにしてる上司もみんなミスをしてきました。

新人はミスをするもの

それはみんな分かっています。

ところがめちゃくちゃ怒られる人とそうでない人がいます。その違いは何でしょう?

今夜は新人がミスをした時の正しい対処法について解説します。

ミスった時にすべき事

ミスをしたらその後にどう動くかが全て

今日の結論はこれです。

ミスをした時は、その後にどのような行動をするかで勝負が決まります。

つまり大事なことはミスそのものではなく、その後の対処法。これが正しければ大抵は大きな問題にはなりません。

ではどういう行動が正しいのか、1つずつみていきましょう。

ミスは隠さない方がいい

基本的にミスを隠してもバレます。

もちろんバレない事もあるんですが、バレた時のデメリットと比べると、先に打ち明けてしまった方が結果的に軽く済む事の方が多い。

なぜなら、後からバレると向こうが怒る準備をして待っているから。

逆にこっちから先に言えば上司はまだ怒る準備をしていないので厳重注意で済む可能性が高いのです。

何事も初動が大切

ミスった時は初期対応が命です。

傷が浅いうちに対処するのと、放っておいて事態が悪化してから対応するのでは天と地ほどの差があります。

また、傷が浅いうちに報告すれば注意で済むところを、ミスを隠した後にバレると事態が悪化している事も相まってめっちゃ怒られます。

だからこそ、ミスをしたら隠さず、すぐに報告する事が大切です。

ミスをした後の対処法

さて、ミスをしてしまった時は初期対応も大切ですが、その後のアフターケアも同じくらい大切です。

1つずつみて行きましょまう。

感情を引きずらない

「やってしまったー」という気持ちはその日のうちに忘れるようにしましょう。

分かります。すごくショックな事はわかります。

モヤモヤして気分が落ち込むのはすごく分かる。

しかし、感情を引きずっても良いことは1つもありません。

きちんと原因の分析と対策ができたらお酒でも飲んで忘れてしまいましょう。

やっちゃったという「感情」は忘れて、分析した結果はきちんと覚えておくのです。

冷静に分析する

大事なのはこちら。

多くの人はショックな感情ばっかり引きずって、分析は何もしないのです。

逆です。感情はその日のうちに整理してしまって、何故ミスをしてしまったのかをきちんと分析するのです。

どこがどのように悪かったのか、まずは自分なりで良いので客観的に分析する癖をつけてください。

最初は分析そのものが多少ズレていても構いません。

何かある度にきちんと客観視できる能力は後々に大きく差をつけます。

対策をシステム化する

分析ができたら、今度は対策です。

大事なのは頭で考えずにできるようにシステム化すること。

頭で考えて行う作業は不足の事態が起こった時に、パニックでいつも通りの対応ができなくなります。

同じ理由でめっちゃ忙しい時などにも、やっぱり忘れがちになります。

その結果、同じミスを繰り返してしまうことになります。

一方でシステム化とはすなわち自動化です。

ミスの発生原因をバターン化し、それに似た状況になったら反射的に対応ができるようになれるとベストです。

難しく考えることはありません。

仕事というのは大抵同じ事の繰り返しなので、何ヶ月かやると自分がどこでミスりやすいのかが分かる様になってきます。

そのミスパターンを自分の中で把握しておけば、いざ同じ状況になっても冷静に対応できるようになってきます。

別に頭で考えなくても大体3年も経つ頃にはみんな感覚的に分かる様になってくるのですが、きちんと分析して自動化すればそれだけ早くミスに対応できる人材へ成長できます。

まとめ

ミスをしたら初期対応が命。

そして、感情を引きずる事なく冷静に対策を立てる事ができるようになれば一人前です。