“死にたくなったら筋トレしろ！¨
仕事、恋愛、人間関係などなど… 人は様々な悩みや不安を抱えています。
今やストレス社会と呼ばれるほど、我々は日常的に何らかのストレスに晒されています。
ストレスの解消法は人様々でしょう。
- 友達と飲む
- カラオケ
- 好きなバンドのライブ
- ゲーム
など、人はそれぞれの方法でストレスと付き合っています。
しかし時にはあまり褒められないストレス発散もあります。
暴飲暴食、酒やギャンブルに浸るのはまだ可愛いもの。時にはリストカットや薬物といった深刻なものに手を出してしまうことさえある。
そんなストレス社会であらゆるストレスを解消でき、なおかつデメリット0の素晴らしい方法があります。
それが“筋トレ”
今夜は筋トレで世界が変わるとまで豪語するtestosterone氏のこの一冊、
それでは参りましょう
「超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由」
testosterone 久保 考史
死にたくなったら筋トレしろ！
リストカットするくらいなら筋線維をカットしろ。
なかなかのハードワードから始まるこの本。まずは心が落ち込んでいる時に筋トレが有効だという話。
- 仕事で失敗した
- 人間関係が上手くいかない
- 失恋した
人生には往々にして、死にたくなるほど辛い事が起こります。
こういった、いわゆる“メンヘラ”の時に筋トレが効果抜群なのです。
焦燥感、不安感、慢性疼痛、認知機能、睡魔の質の低下、自尊心の低下などに筋トレが有効であると述べています。
つまり、筋トレをするだけで、言いようのない焦りや不安などが解消される可能性が高いと言う事です。
私も経験がありますがメンヘラの時は常にイライラしていたり、心が落ち着かなくてモヤモヤしている感じが続きます。
そして夜寝ようとしても中々寝付けず、悪いことばっかりを色々考えてしまいます。
おまけに自信もどんどんなくなり、自分はダメだと思い込んでしまう、、、なんてことになっていきます。
これら全てを筋トレが解決してくれるのです。
諸説あるようですが、筋トレをするとテストステロンやセロトンといったホルモンが放出されます。
テストステロンはやる気に関与し、セロトニンは心を安定させる作用があります。従ってこれらのホルモンが作用し精神的に安定するというのです。
心を良くするにはまず身体からということですね。
ちなみに、いきなり筋トレが大変だと言う方はウォーキングやジョギングでも焦燥感に関しては一定の効果があるようです。
まずは運動を習慣化させるところから始めたいですね。
モテたかったら筋トレしろ！
結論から言うと筋トレはモテることに直結します。
まず女性の場合、筋トレをするとダイエットに繋がり、理想的な身体づくりに直結します。
新陳代謝が上がることで、肌や髪、爪が綺麗になります。また実質代謝が上がり、太りにくい体質が出来上がります。
男性の様にムキムキになるために筋トレをするのではなく、あくまでも理想的な体型を作るのに筋トレが効果抜群というお話です。
また女性の場合、食生活を気にしている方が多い印象ですが、ただ痩せているだけなのと身が引き締まっているのとでは全然違います。
ダイエットというと好きな食べ物を我慢して体重を落とすというイメージですが、
筋トレをすれば、体質そのものが変わるため一旦太りにくい体質になれば好きな物はそんなに我慢する必要がないと言う事です。
一方で男性の場合もやはり見た目がよくなるという事は外せません。
ヒョロヒョロな人や太っちょの人よりも筋肉質な男の方がモテるというのは古今東西、周知の事実です。
「ちょっと筋肉触ってもいい？」
「腕の血管がすごーい」
なんて会話から自然にボディタッチが生まれるかも知れません。
加えて重要なのが自信がつくということです。
男性の場合、恋愛において自信というものは非常に重要な要素を占めます。
もちろん、勘違いした自信は逆効果ですが、
自信があるということは「余裕がある」という事に直結します。
この余裕こそが男性においてモテるという現象の最も重要な要素の1つとなります。
女性が好きな人の理由の1番に挙げる「優しさ」
多くの場合、他人に優しくできる人間というのは余裕がある人であることが非常に多い。
あなたも余裕が無く切羽詰まっている時に人に優しくはできないでしょ？
ちなみに本書でも以下の様にモテスパイラルを述べています。
筋トレ→良い身体GET→自分を好きになる→自信がつく→異性に積極的にアプローチ→モテる→更なる自信→様々な事に挑戦→圧倒的成長→自尊心高まる→性格がポジティブに→ポジティブな人が周囲に集まる→人生最高
モテたかったらまずは筋トレしましょう。
仕事ができる人になりたかったら筋トレしろ！
我々は1日の大半を仕事に当てています。
つまり、仕事をしている時間を楽しくできるかどうかは即ち人生を楽しむ事ができるかどうかに直結します。
仕事を楽しむにはやはり仕事ができる人にならないと難しい。
仕事が上手くいかない、つまらないでは毎日消耗するだけでしょう。
さて、そんな仕事ができるようになるためのカギが筋トレにあります。
一流のビジネスパーソンはほぼ例外なく筋トレをやっています。
なぜ、一流の人ほど筋トレにこだわるのか。
その最も本質的なところは健康管理にあります。
「は？健康管理？ そんなことしなくても別にどこも悪くないし、、、」
と思ったあなた。
今すぐご自分のお腹を見てください。
こんな風になってはいませんか？
20代や30代の若者にとって健康管理はさほど重要性が高くないのかもしれません。
別にどこも悪くないし、病気でもないし、精々1年に1回の健康診断で何か言われるくらいと。
しかし、連日の飲み会やそれによる睡眠不足は確実に体力や集中力の低下に繋がります。
- 毎朝起きると身体がだるくないですか？
- ふと鏡を見るとぽっこりお腹になっていませんか？
- まともに運動したのが半年くらい前とかになっていませんか？
果たしてそんな身体で良い仕事ができるでしょうか？
良い仕事をするためには、健康的な心身が不可欠なのです。
また、筋トレをする事で目標を達成する能力が養われます。
減量するにせよ、100kgのダンベルを持ち上げるにせよ、40km走るにせよ、
目標を設定し、そこから逆算して計画を練り、それを実行し、結果を分析し、軌道修正する。
これは仕事で要求される能力そのものです。
筋トレをする事で目標達成するための良い習慣が身に付きます。
圧倒的な読みやすさ
この本の良さはとにかく読みやすい！
普通の本みたいにひたすら文字の羅列ではなく、ツイッターを見ているかの様な短い文章で小見出しがまとまっている他、再現マンガもあり非常に読みやすい。
しかし決して情報が浅いわけではなく、それらの後に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科の久保孝史氏による科学的な裏付けがしっかりと書かれている。
そのため小難しい話をすっとばしたいなら小見出しやマンガだけを、理論もしっかり押さえておきたい方は久保氏の解説まで読むといった様に人によって欲しい情報の分だけ読むと良いと思います。
ちなみに、今ならAmazonのprime会員になれば特典で付いてくるプライムリーディングで無料で読むことができます。
まとめ
筋トレは人生を変える。
それもノーリスクで。
さあ、あなたも今日から筋トレしましょう。
参考文献
「超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由」 testosterone/久保 孝史
