なんと、あの「金色のガッシュ!!」の続編がスタートするようです。
僕らの少年時代そのものだったガッシュと清麿たちが帰ってくる!!!
当時はもちろん、今も色あせる事なく、大人になっても何度も読み返しているガッシュ!
今夜はそんな大人気マンガ「金色のガッシュ!!」の続編情報と、続編開始を記念して前作の名シーンをプレイバックです!
金色のガッシュが帰ってくる!
なんと14年ぶりにあの「金色のガッシュ!!」が帰ってきます。
2月26日に作者である雷句誠先生のTwitterで公式に発表されました。
これによると、3月中旬に各電子書店で配信開始との事です。
ただ現状、これ以上の情報は公開されておらず、3月の何日なのか、またどのマンガアプリで配信開始なのかはまだ不明です。
とはいえ、ガッシュが帰ってくるというだけで激アツですよね!
これに対してネット上では
という期待の声と
という不安の声が入り混じっています。
個人的には同じ有名作品で、メジャーやナルトの続編なんかも読みましたが、結局内容次第かなーって感じです。
(私個人としては、メジャー2は前作に比べれば微妙だったけど、BORUTOはナルトに負けないくらい面白いかなと思っているので続編だから蛇足になるとは限らないかなと思っています。)
なので作者の雷句誠先生に期待です!
追記:配信日が3月14日に決定しました!!
前作「金色のガッシュ!!」を振り返ってみる
そんな期待と不安の入り混じる今日この頃。
続編開始までに一緒に金色のガッシュを振り返りましょう。
金色のガッシュ!!とは?

「金色のガッシュ!!」は2001年〜2008年まで連載されていた雷句誠先生による大人気バトルマンガです。
2003年からはアニメ化もされ2度の映画化もされています。
- 友情
- 出会い
- 別れ
- 絆
まさに、少年マンガの王道を行くバトルマンガです。
天才的な頭脳を持つがゆえに周囲から疎まれ不登校を繰り返していた高嶺清麿の前に突如現れた謎の少年ガッシュ・ベル。
実はガッシュは千年に一度行われる「魔界の王を決める戦い」のために人間界に送り込まれた魔物の子の1人だった!
魔界の王になるべく、ガッシュと清麿は魔物たちとの戦いに挑んでいくのであった。
さて、今夜はそんなガッシュの7年の歴史の中からジャンル別名シーン3選をご紹介します。
見どころ1 アツい名シーン
まずはなんと言っても胸熱な名シーン3選です。
正直多すぎて迷いましたが厳選に厳選を重ねました。
これ以上私の友達を侮辱してみろ!!!

清麿が変わったんじゃない‼︎!清麿を見る友達の目が変わったんだ!!!
まずはなんと言っても第一話!
天才ゆえに疎まれクラスに馴染めずにいた清麿。そんな清麿もまた周りを見下し心を閉ざしていました。
そんな清麿の心をガッシュがアツい言葉で溶かします!
「永遠に学校に来なくていい、来て欲しいと思っているやつなんて1人もいない」と言い放つクラスメイトに対して一蹴!
「だまれ!!お前に清麿の何が分かる!?」
「清麿の父上が言ってたぞ!小学校までは普通に友達と遊んでいたって!」
「中学になって、だんだん友達が清麿の頭の良さを妬み始めたって!」
清麿が変わったんじゃない!!!清麿を見る友達の目が変わったんだ!!!
「学校に来なくていいのはおまえの方だ!!でくの坊!!! これ以上私の友達を侮辱してみろ!!!」
「おまえのその口、切りさいてくれるぞ!!!」


アツいですねぇ!
第一の術 ザケル!

ガッシュ…セット! 第一の術…ザケル!!!
物語は佳境。ファウード編。
清麿は敵のボス、リオウとの戦いで瀕死の重傷に追い込まれてしまいます。
ファウードを止めるため戦う仲間たち。
敵の前に1人、また1人と倒れていく仲間たち。いよいよ、全滅かと思われたその時、
復活した清麿が現れます!
「ハ…ハハ、何だよ、こいつ、来やがったぜ…おれ達に瞬殺されによー‼︎!」
襲いかかってくる敵ロデュウに対して清麿は呟き、叫びます。
「ガッシュ…セット。」
第一の術…
ザケル!!!

何故か威力が倍増しているザケルの前に手も足も出ないロデュウ。
実にアツいです!
私はいつだってカバさんだった。

キャンチョメ…私はいつだってカバさんだった。私の姿は、キャンチョメの目には、カッコ悪く映ってたかい?
物語中屈指の名シーンです。
デュフォーとの修行によりこれまでとは比べ物にならないくらい強くなったキャンチョメ。
圧倒的強さを誇るキャンチョメの新術「シン・ポルク」に手も足も出ない敵のゴームとミール。
かつてキャンチョメは主要キャラの中でも1.2位を争うくらい弱く、常に足手まといでした。
そんなキャンチョメは今や圧倒的な力を身につけ、その反動から既に勝負のついている相手をさらに痛めつけようとします。
いきなり手にした強大な力に溺れていくキャンチョメ…
そんなキャンチョメに対してフォルゴレは言います。
「キャンチョメは強くなった…でも、ライオンになってはいけないんだ…」
戦いの前夜、キャンチョメはフォルゴレに動物に例えると強くてかっこいいライオンになりたいと言っていました。
ところが、ライオンにはなってはいけないというフォルゴレ…
それは、かつてフォルゴレ自身がライオンだったからでした。
「カッコヨサと強さを求めた、まさにライオンさ…」
ところが、暴力を重ねたフォルゴレは人を助けても恐れられ、最後は両親から猟銃を向けられ追い出されてしまいます。
失意のどん底にいたフォルゴレが偶然目にしたテレビにはカバさんの牙に小鳥が止まっている映像でした。フォルゴレは言います。「こっちの方がいいと思ったんだ」

そう、実は愉快でおバカキャラだったフォルゴレには壮絶な過去があったのです。
しかし、たとえそれでも弱い自分には戻りたくないというキャンチョメに対してフォルゴレは身を挺して言います。
「あの夜は、言わなかったが、カバさんは強いんだぜ…」
「子供を守るときは特に強い‼ ライオンだって倒しちまうんだぜ!!!」
キャンチョメ…私はいつだってカバさんだった。私の姿は、キャンチョメの目には、カッコ悪く映ってたかい?

こうして、キャンチョメの間違った考えを優しく諭します。
さすが、フォルゴレ!!鉄の男だぜ‼
アツすぎました。
見どころ2 ど迫力のバトルシーン
さて、続いてはバトルシーン。なんといっても少年モノのバトルマンガ!
戦いのシーンがかっこよすぎます。
子供の頃、その辺の本を持って「バオウ・ザケルガ!!」と叫んだのは私だけではないはず。
そんな、名バトルシーン3選です。
出やがれ第四の術!! バオウ・ザケルガ!!!

まずは、なんといっても「バオウ・ザケルガ」初登場シーン。
ガッシュ最大の切り札「バオウ・ザケルガ」。最後の最後まで使い続ける必殺技ですが、この最初のシーンが迫力満点。
敵の攻撃により本が燃えてしまったヨポポ。
しかしそれでもパートナーのジムを守るために立ち向かっていく。
必ず勝つ!そう強く想い、清麿は叫びます。
「出ろぉお‼ 出やがれ!第四の術!!」
「ここで出ないでなんの呪文だ!!?
ヨポポという戦士に…勝利への道をつくりやがれ――っ!!!」
バオウ・ザケルガ!!!

見開き1ページのド迫力!バオウザケルガ初出しです。
vsバリー

ガッシュと清麿が初めて負けたのがバリーです。
バリーは圧倒的な強さから次々とガッシュと清麿を追い詰めていきます。
バリーの最大術を喰らってボロボロの2人。
しかし、絶対にあきらめません。
「か…勝つんだ… オレ達は…勝つんだ――――――っ!!!」
バオウ・ザケルガ!!!

こちらも見開き1ページのド迫力。強敵バリーとのギリギリの戦いが迫力満点です。
vsゼオン
ゼオンとの闘いはアツすぎるシーンが多すぎます。
まずは個人的に一番好きなシーンが「テオザケル」のぶつかり合いです。
高速で動き回るゼオンに対して清麿が動きを見切り、テオザケルを放ちます。ぶつかり合うテオザケル。胸アツです。

また、圧倒的な強さの前にも負けじと食らいついていく2人。
ゼオンの多彩な術を相殺し、よけて反撃していきます。
ゼオンの上級呪文、ソルド・ザケルガにも順応していく清麿。
そんな清麿に対してゼオンは「なぜオレの動きが読める!?清麿…こいつ本物か?」と言わしめます。
そこからさらに天才デュフォーの参戦で激化していく戦い。圧倒的なデュフォーの力の前に劣勢になるガッシュと清麿。
危険を顧みず、最大術を放ちます。
バオウ・ザケルガ!!!

ゼオンの最大術「ジガディラス・ウル・ザケルガ」とガッシュ最大術「バオウ・ザケルガ」の衝突は大迫力です!!
…結局全部バオウ・ザケルガでしたね(笑)
見どころ3 笑えるギャグシーン
さて、お次はギャグシーン。
実はガッシュは感動シーンがめっちゃ多いのですが、要所要所でキレッキレのギャグをぶっこんできます。そんな面白ギャグ3選です。
カレーな夏休み

まずは清麿が林間学校に行くときのお話。
魔物との闘いで2,3日学校を休んでいる間に林間学校での係が決まってしまっていました。
料理をしたことがないはずの清麿はなぜかカレー係。しかも先生や校長からもめちゃくちゃ期待されています。
何故だと戸惑う清麿ですが、これは同級生の水野が勝手にカレー作りの天才だと言いふらしていました。
何でそんなことを言ったんだと問い詰める清麿に対して水野は
「この間、カレーの生まれた国とかいろいろ詳しく教えてくれて…」
「味について語った覚えはないぞ…」

とこの表情。
そして後に引けぬ状況になんとか失敗しながらもカレーを作り上げていきます。
初めてできた友達と一緒に協力することの楽しさを噛みしめながら、いざできたカレーをいただきます。
「ブハッ」

見事に失敗しました。
ファウードの門番、ウンコティンティン

ガッシュ随一のネタキャラといえばこのウンコティンティン。
ファウード編で現れた、ファウードの門番ウンコティンティン。
門を通過するにはウンコティンティンの出す問題に答えていかなければなりません。
次々とウンコティンティンの出す問題を解いていく仲間たち。
その中で「黙れゴミムシが」と特に気に入らない清麿に対して嫌がらせのような計算問題を出します。
「829753×961527は?」
ところが清麿「797812605345だ!」とこの表情。

さらに、言葉の喋れないウマゴンに対してなんと数学界の超難問「フェルマーの最終定理」を出します。
ところが、単純な掛け算もできないウンコティンティンに対して清麿が怒ります。
「もちろん、6ケタの単純なかけ算ができなかったウンコティンティンにも解ける問題じゃない!!!」
「ウンコティンティン!!!お前もこの問題解けないだろ!!?」

と、この顔です。
ロデュウへの拷問

さて、ネット上でも有名なこのシーン。
「ザケル‼ザケルガ‼テオザケルー‼」
これはファウード編においてロデュウがキャンチョメやティオたちをバカにした後の状況です。
仲間を罵られた清麿がブチギレて、拘束されたロデュウに対して心の力が尽きるまで呪文を唱え続けます。
さらに、ファウードの回復液を飲んでロデュウが黒焦げになるまでザケルを打ち続けます。
「ザケル!!ザケルガ!!!ザケル!!ザケルガッ!!!ザケル!!ザケルガ!!!ザケルガ!!!
テオザケル―――!!!」

まさに電気拷問…
そして踊り狂う阿修羅の清麿(笑)
シリアスな場面に突如ぶっこんでくるギャグシーン…
さすが雷句誠先生です。
まとめ
少年マンガの代名詞ともいえる金色のガッシュ!そんなガッシュを名場面とともに振り返りました。
小学校時代は毎週ガッシュを見るのが楽しみで仕方ありませんでした。
そんなガッシュが3月に帰ってきます!!みんなで楽しみに待ちましょう!!
ちなみにこれを機に全話読み返したいという方はラインマンガがおススメです。
1日に読める話数の制限はあるものの、「0パス」というサービスがあって1日に6話くらい読めるので他のアプリより圧倒的に読みやすいです。
是非この機会に、もう一度感動の物語を読み直してみてはいかがでしょうか。
引用
アイキャッチ画像:「金色のガッシュ!!完全版①」雷句誠 講談社