これを語りたい

「因数分解や関数は将来役に立つんですか」という高校生の質問に一石を投じる

「指数関数なんて将来役に立つんですか?」

学生なら一度は疑問に思ったことがあるでしょう。

いわゆる「学校の勉強なんて将来役に立たないじゃないか」問題。

将来、数学や歴史なんて使わないのに何でこんなに毎日面白くもない勉強をしなければならないのか。

あなたも私もかつて疑問に思ったこの問題。

さて今日はそんな誰もが思う疑問に一石を投じてみましょう。

あなたなら自分の子供になんていいますか?

学問としての追及

いわゆる受験勉強が楽しいと思える、変わった人たちのことです。

こういう人は100人中1人いるかいないかの割合で存在します。

そういう人たちはやがて大学の教授とかになる人たちです。

こういう人種は放っておいても勝手に勉強するので放っておきましょう。軽く流します。

受験勉強で得たノウハウが役にたつ

多くの大人はこう答えるのではないでしょうか。

学生もののドラマでも、ネットの記事でも、偉い先生も、大体こういうことを言います。

例えば数学なら関数や因数分解とかは直接使わないけど、数学で得た論理的思考力は社会に出てから必要だし、

理科で得た仮説を立てて検証するという方法論も必要だし、これからのグローバル社会では英語は必要になってくるし…というような話。

また努力する能力が身につくとか自分で考える力が身につくからとかもここに含まれます。

最も成功しやすいから

個人的にはこの考え方が一番好きです。確かドラゴン桜で言ってたようなそうでなかったような…

「社会に出てから役に立つ」=「仕事をしてお金を稼ぐことができる」と仮定すると、勉強するということはお金を稼ぐ力を得ることに帰着します。

つまり勉強をたくさんすればお金をたくさん稼ぐことができる。

一方で世の中にはたとえ勉強しなくともお金を稼ぐことができる人がいます。

それはある分野においてキラリと光る才能を持った人たち

野球が上手い、歌が上手い、料理が上手い、絵が上手い、顔が良い、スタイルが良いなどなど

こういう人たちはたとえ勉強ができなくともお金を稼ぐことができます。

ところがそんな人はごくわずかです。大概の人にはそんな才能はない。

だから勉強するのです。

良い給料←いい企業←いい大学←いい高校というように多少の例外はあるにしろ少なくとも今の日本の仕組みはこういう風になっています。

いい大学に入るというのは将来お金を稼ぐうえで最も成功しやすい道なのです。

また、少し話がそれますが一般的に年収というものは地位で決まります。

早起きしている人でも、長財布を持っている人でも、神社にお参りに行っている人でもありません。地位です。

たとえ1000万稼ぐ能力がある人でもコンビニで働いていれば年収は200万そこいらです。

逆にどんなにぼんくらでも一流企業の役職についていれば年収は1000万を超えてきます。

一流企業に入るには就活に勝たなければならない、就活で勝つには一流大学の方が有利、一流大学に入るには…受験勉強を頑張るしかないのです。

社会の仕組みに従う

時代はグローバル社会。

学歴が全てではないというものの、まだまだ学歴社会が今の日本の主流です。

つまり、その仕組みに従って進むことが一番成功する確率が高いのです。

世の中、そういう風にできているのです。

それが全てではありませんがね。

まとめ

なぜ、将来使わないであろう因数分解や理科の公式を覚えなければならないのか。

それが成功への最も近い道だからです。